コスタクルーズ、2009年に新造船「コスタパシフィカ」就航へ−西地中海に配船

  • 2008年2月28日
 コスタクルーズは2009年6月、新造船「コスタパシフィカ」を就航する。総トン数は11万4500トンで乗客数は3780名、乗員数は1110名。デッキは17階建て、そのうち客室甲板は13階で、客室はベランダ付きの521室を筆頭に4カテゴリー全1504室を有する。このほか、5つのレストラン、13のバー、4つのプール、2階建てのウェルネスセンター、キッズ・ティーンエリアなどを装備。2009年夏から、ローマやサボナ、マルセイユ、チュニスなどの西地中海7日間クルーズに配船する予定だ。

 同客船の特徴は、「音楽」をコンセプトに内装されていること。コスタエクセレンスのデザインを基本としており、アトリウムは音楽記号や楽器で装飾されているほか、船内では音楽を聴いたり、譜面を読む経験を提供。劇場は3階建てで、完璧な音響を楽しむ設備とバロック様式とムラーノ・グラスのシャンデリアの装飾がされる。