旅行業・観光業DX・IT化支援サービス

海外でのショッピング、店舗情報はガイド本入手が24%、事前情報量に不満も

  • 2008年2月7日
 グローバル・リファンド・ジャパンが実施したアンケートによると、海外旅行でショッピングをする際、お店を選ぶ情報の入手先はガイドブックが最も多く、24%であった。次いで、「通りがかり」「インターネット」「ツアーで案内された店」がそれぞれ15%と続いた。また、海外でのショッピングで出かけるお店の種類は、DFS(免税店)が25%で最も多い。その他、高額商品の購入が多いと思われるデパート(13%)、プランド店(10%)、専門店(7%)を加えると55%になる。一方で、スーパーマケットや市場は18%と2番目に多く、地元の小売店(10%)など、その場所のライフスタイルやその場所らしさが感じられる商品をのぞむ傾向もうかがえる。

 このほか、複数回答可とする設問「ショッピングをするときに困ること」では、「言葉が通じず、定員も対応してくれない」が最多数であったが、「出発前に現地のショップ情報が少なく計画が立てにくい」「外国の地図が分からず、目的の店に行けない」「商品の種類や価格情報が少なく予算が立てにくい」「ブランド品はどこの国で買うことが最も得かわからない」など、詳細な事前情報を求める声が続いた。

 なお、同調査は2007年10月1日から11月30日にかけ、公開型のインターネットアンケートで実施したもの。有効回答者数は1507名で、男性が48.7%、女性が51%、最多年代層は30代の43%であった。