ハイアット・リージェンシー・香港、2009年に再び開業が決定

  • 2008年1月8日
 グローバル・ハイアット・コーポレーションは、香港のコングロマリットであるニューワールド・ディベロップメント・カンパニーとホテル運営契約を締結し、2009年に「ハイアット・リージェンシー・香港」を開業する。同ホテルは1969年に米国以外で初のハイアットホテルとして開業し、2006年1月1日にビル再開発のために休業していた。同社が香港で運営するのは、グランド・ハイアット・香港とあわせ2軒目となる。

 ハイアット・リージェンシー・香港は、尖沙咀(チムサアチョイ)のハノイ通りに位置し、地下鉄MTRの尖沙咀駅に直結する高層複合ビルの3階から24階を占有する。総客室数は384室で、旧ハイアット・リージェンシー・香港で人気のあったレストランやバーが装いを新たに登場する予定だ。施設は380平方メートルのボールルームと8室の会議室のほか、フィットネスセンターには屋内プールや子供用プール、屋外ジャグジーを設置する。また、24階の会議室とリージェンシークラブは天井から床までの大きな窓からビクトリア湾や九龍半島から香港島を眺められ、ビジネスと観光の双方の需要に対応する。