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九州運輸局など、「朝鮮通信使と日韓交流の歴史」テーマのモニターツアー

  • 2007年12月13日
 九州運輸局と長崎県および福岡市は、12月13日から12月17日の日程で、「朝鮮通信使と日韓交流の歴史」をテーマにしたモニターツアーを実施する。これは韓国と九州を結ぶ海上定期航路への周遊キップ導入の可能性を探る一環。九州運輸局は、関係地方公共団体、海上旅客事業者、観光事業者などとともに「日韓船の周遊キップ導入検討実務者会議」に参画している。

 このモニターツアーは、2007年が400周年となる朝鮮通信使と日韓交流の歴史をテーマに、海上定期航路を活用した周遊観光ルートの開発、旅行商品化をめざすもの。日韓両国から10名ずつ、旅行会社、マスコミなどがモニターとして参加し、対馬から壱岐、唐津、福岡を巡る。各日に意見・情報交換会を開催するほか、アンケート調査も実施し、海上定期航路を活用した周遊観光ルートのニーズの把握に役立てる。

 なお、朝鮮通信使とは、江戸時代の1607年から12回にわたり李朝朝鮮の国王が日本に送った使節。今回のモニターツアーでは、九州国立博物館で開催される特別陳列「朝鮮通信使400年展」と国際シンポジウムに特別参加する予定だ。


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