クルーズバケーション、キュナードの販売強化−QE2の引退前に強い伸び
クルーズバケーションは2008年、GSAを務めるキュナード・ラインを積極的に販売していく。同社代表取締役の木島榮子氏は「07年は順調に推移。クイーン・エリザベス2(QE2)の引退発表の後に急増し、08年は強い動き」と状況を説明。特にQE2と、12月10日に命名式を控える新造船クイーン・ビクトリア(QV)を中心に販売し、同社が同じくGSAを務めるプリンセス・クルーズを引き合いに、「プリンセスは全17隻だが、その3分の1ぐらいを3隻のキュナードで売る」と意気込みを示した。
QE2については08年4月から9月のヨーロッパクルーズも、日本からの予約に対応。QVの初のワールドクルーズには、日本人から区間クルーズを含め150名の予約があったという。2008年4月以降のクルーズも好調に推移し、09年のワールドクルーズでは長崎の寄港が決定。日本からの乗下船ができるように検討している。また、クイーン・メリー2(QM2)の09年ワールドクルーズでも、寄港地の横浜での乗下船を検討しているという。
▽新「クイーン・エリザベス号」が2010年に就航
キュナードはQE2の引退後、新造船「クイーン・エリザベス号」(QE)を2010年に就航する。総トン数は9万2000トンで、乗客定員は2092人。総工費は約7億ドルで、キュナードで2番目に大きな船となる予定。新QEも従来のクルーズを踏襲し、世界一周やエキゾチックなロングクルーズを中心に運航する。
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◆QE2の引退後は洋上ホテルに、記念の「さよならクルーズ」6本を設定(2007/06/21)
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キュナードはQE2の引退後、新造船「クイーン・エリザベス号」(QE)を2010年に就航する。総トン数は9万2000トンで、乗客定員は2092人。総工費は約7億ドルで、キュナードで2番目に大きな船となる予定。新QEも従来のクルーズを踏襲し、世界一周やエキゾチックなロングクルーズを中心に運航する。
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