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JALホテルズ、上場は09年2月めど−JLグループのシナジー追求

  • 2007年11月8日
 JALホテルズ代表取締役社長の堤葵氏は、株式上場の時期について、2009年2月という方針を示した。現在は準備段階だが、「自立するための心の準備は完全にできている」という。また「旅行の中で航空とホテルはセット」と語り、「日本航空(JL)グループとしてシナジー効果を生み出し、主体的に利益の最大化を目指す」ことが重要であるとの認識を示した。

 また、上場後には「持続的な成長を求められる」ことから、「現在、年間2軒から3軒の新規開業のペースを10軒程度にするために、(資産を現況に)積み増すような提携の可能性もある」という。なお、財務面では現在のところ、2000年以来数億円ずつ、2005年からは10億円を超える黒字を計上している。


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