アウトリガー・フィジー、チャペルやスパを開設し、日本市場からの誘客に本腰

  • 2007年11月6日
 アウトリガー・オン・ザ・ラグーン・フィジーのジェネラル・マネージャーのダレン・ショー氏、セールス&マーケティング・ディレクターのアンドリュー・A.ジー氏が来日、施設のリニューアル、日本市場での今後の営業方針などを語った。同リゾートではベンベン・スパ、ウェディングチャペルを新たに開設し、このほど終了したホテル客室の全室リニューアルとあわせ、日本の旅行会社に全面的にアピールしていくという。特に、ウェディングについては「日本市場の利用を想定し、新設したもの」(ショーGM)というもの。年間50組程度の挙式件数だが、1日1組に対応する個別感と、海を見渡せるチャペルでの開放感から、パッケージツアーでの利用を獲得したい考えだ。特に、ブライダルコーディネーターが1組の挙式に全て立会い、サポートすることから、安心して利用して欲しいという。

 客室の改装についても、伝統的なフィジーを楽しめる雰囲気を演出。客室はほぼ全てに手を入れており、シーリー社製のベッドを新たに採用するなど、快適性を高めた。宿泊客に占める日本人割合は6%から7%と、フィジーへの日本人訪問者の割合より若干高く、日本人対象のサービスについて継続して行う。このうち、デラックス以上の客室タイプについてはバトラーサービスとなる「タライサービス」を行っており、客室に関することから靴磨きなど滞在客の要望に応えるサービスを展開し、顧客満足度を高めていく。


(写真左:ジェネラル・マネージャーのダレン・ショー氏、写真右:セールス&マーケティング・ディレクターのアンドリュー・A.ジー氏)