郵船クルーズ、飛鳥IIの初代船長「卒業」−フェアウェルクルーズを設定

  • 2007年10月30日
 郵船クルーズの飛鳥IIの初代船長として乗務してきた小田武氏が2008年2月15日で、飛鳥IIの船長職を退く。小田氏は、2003年6月から飛鳥の船長、2006年2月からは飛鳥IIの初代船長を務めており、客船運航にはクリスタル・シンフォニー、クリスタル・ハーモニーなど合計で約18年間の経歴がある。なお、飛鳥II船長の後任には、現在副船長の中村大輔氏が就任する。

 郵船クルーズでは、小田船長の退任にあわせ2008年1月5日から1月8日までの「初春クルーズ」と、2008年1月30日から3月8日までの「2008年オセアニアグランドクルーズ」を、「小田キャプテン・フェアウェルクルーズ」に設定。オセアニアグランドクルーズ途中の2月15日での下船までを、乗客への挨拶の機会とする。広報チームによると、リピーターの中には各船長のファンも少なくなく、クルーズを船長で選ぶ場合もあるという。