ベトナム航空、12月15日から名古屋/ホーチーミン線を運休へ
ベトナム航空(VN)は12月15日から、名古屋/ホーチーミン線の運休を決定した。機材繰りによるもので、来年8月まで復便のめどは立っていないが、8月以降も運休継続の可能性もある。VNの名古屋線は、一部でロードファクターが弱含みで推移しているという見方があったが、今回の運休決定にもこうした背景が考慮されたものと見る向きもある。名古屋発の路線は、「需要が弱い」という理由から撤退する観光路線も多く、近いところではマレーシア航空(MH)の運休も伝えられているところ。中部国際空港はこの冬スケジュールで初めて便数が減少する事となるが、名古屋市場全体の弱含みの推移が気になるところだ。
ただし、12月15日以降の運休は、年末年始の予約が既に入っていることから、対応に注目が集まっている。VNでは「12月1日以降の同路線を予約している旅客に対して代替便の手配等を含め、今後の対応を進めていく」としている。名古屋の旅行会社からは年末年始について「調子が良いデスティネーションの一つ」という声もあり、代替について決定していないことに対して不安の声もある。
ただし、12月15日以降の運休は、年末年始の予約が既に入っていることから、対応に注目が集まっている。VNでは「12月1日以降の同路線を予約している旅客に対して代替便の手配等を含め、今後の対応を進めていく」としている。名古屋の旅行会社からは年末年始について「調子が良いデスティネーションの一つ」という声もあり、代替について決定していないことに対して不安の声もある。