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シャングリ・ラ、環境や安全衛生などの分野でCSR委員会設置

  • 2007年10月5日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは、企業の社会的責任(CSR)に関わる活動を強化するため、CSR委員会を設置した。対象とする活動分野は主に環境、従業員とコミュニティ、安全衛生、サプライチェーン管理、利害関係者との関係性など。

 例えば環境面では、気候変動やオゾン層の破壊、水資源の利用管理、廃棄物処理、屋内大気クオリティに重点を置く。全客室の蛇口とシャワーに節水装置を取り付けているほか、節電ランプの使用、新技術と代替エネルギー源の導入、環境効率の高い建物などにより、2008年末のグループ全体のエネルギー消費量を、2006年比12%削減する計画だ。

 また食品安全性や、利用者と従業員双方に安全で衛生的な環境作りにも配慮。さらに、2005年からは中国政府と協力し、中国の孤児たちなどに「里親」プログラムを提供する団体を支援している。