関空、CS年間グランプリに宮下雄基さん、授賞式を開催
関西国際空港CS向上協議会は2007年の「CS年間グランプリ」に、JAL航空機整備成田の宮下雄基さんを選出、25日に授賞式を開催した。CS年間グランプリとは、同評議会が主催する空港スタッフ表彰制度で、2004年6月に開始したもの。年3回選出される「CSエクセレント」のなかから優れた人を年1回選出している。今回の対象期間は2006年8月から2007年7月まで。
宮下さんは、搭乗客が機内のお手洗いで便器に落としたペンダントヘッドを、ビニール袋を何重にも重ねて腕をカバーし、手を入れて探し出した。機内販売で購入したペンダントを試着しようとして誤って落としてしまったため、「まだ身につけたこともなく残念だろう」との気持ちから、10時間近くのフライトでタンクに汚物がたまっていることにもかかわらず、20分も捜索。該当客からは喜ばれ、感謝の言葉をいただいたが、通常業務ではお客様に接する事が少なく、「ありがとうの言葉」が今後の業務の励みとなったという。
協議会では宮下さんを選定した理由を、(1)直接お客様に接しない職場にもかかわらず、気持ちを考慮した行為で素晴らしい、(2)人の嫌がることを、お客様のために何とかしてあげようと行動に移したことは、職務上のCS活動を超え、人間として尊敬に値する、と評価した。
宮下さんは、搭乗客が機内のお手洗いで便器に落としたペンダントヘッドを、ビニール袋を何重にも重ねて腕をカバーし、手を入れて探し出した。機内販売で購入したペンダントを試着しようとして誤って落としてしまったため、「まだ身につけたこともなく残念だろう」との気持ちから、10時間近くのフライトでタンクに汚物がたまっていることにもかかわらず、20分も捜索。該当客からは喜ばれ、感謝の言葉をいただいたが、通常業務ではお客様に接する事が少なく、「ありがとうの言葉」が今後の業務の励みとなったという。
協議会では宮下さんを選定した理由を、(1)直接お客様に接しない職場にもかかわらず、気持ちを考慮した行為で素晴らしい、(2)人の嫌がることを、お客様のために何とかしてあげようと行動に移したことは、職務上のCS活動を超え、人間として尊敬に値する、と評価した。