ペニンシュラ東京、9月1日にいよいよ開業−「満足度を満たすことが第一」

  • 2007年8月29日
 ザ・ペニンシュラ東京が9月1日に開業をするが、これを前に8月28日にメディアなどを対象とした内覧会を開催した。総支配人のマルコム・トンプソン氏は「9月1日からの目標はカスタマーの満足度を満たすことが第一。(利用客には)何度も戻ってきて欲しい」と意欲を述べた。また、ペニュンシュラとして初となる試みとして「ペニンシュラ・アンバサダー」というプログラムを実施。20名のスタッフを選び、ペニンシュラが運営する香港、バンコクのホテルで研修を実施し、それぞれのペニンシュラで展開するサービスを体験し、現地の歴史や文化を取り入れたサービスと、ペニンシュラ独自のサービスを受け継ぐ狙い。既にこのスタッフが、その他のスタッフに対して「ペニンシュラらしさ」を伝えているという。

 また、公開された客室はスーペリアルームで51平米からと広さを確保。客室は落ち着いた雰囲気で、都心の皇居や日比谷公園の借景を取り入れた広がりを演出。バスルームは香港などと比べやや狭いものの、クローゼットなどドレッシングルームを各客室で広さを確保したつくりとなっている。なお、客室料金は正規価格でスーペリアルームが6万9300円からとなっている。

▽関連記事
ザ・ペニンシュラ東京、開業後の収入構成は客室6割、料飲4割(掲載日:2006.10.13)