コスタクルーズ、ドバイ・クルーズは好調、今後の定番デスティネーションへ

  • 2007年8月1日
 コスタクルーズの日本地区総代理店(GSA)を務めるオーバーシーズトラベルによると、ドバイを中心にアラビア半島で展開するコスタの定点クルーズが好調で、今後はクルーズの定番デスティネーションとなる、という考えを強調している。2007年12月から2008年3月にかけて予定されるクルーズも、「2006年12月から2007年4月までに実施した、前回のクルーズでのメディア露出などによりセールスしやすくなっている」といい、今後もセールスツールなどを作成し、積極的に販売していく構えだ。

 コスタクルーズはドバイ政府観光・商務局と先ごろ協定を締結、コスタ傘下の客船は優先的にドバイ港に停泊することができるほか、世界各地で共同プロモーションを実施していく。

 昨年のクルーズはコスタ・クラシカを配船し、乗客は4万4000人。これについてコスタクルーズ・セールス・マネージャーのジュリア・バレス氏は、「今年はコスタ・ロマンチカとコスタ・ヨーロッパの2隻を配船し、7万人の集客を目指す」という。オーバーシーズトラベルでは「人気のドバイを起点にした唯一のアラビア半島クルーズで、気候もベストシーズン。8日間の航海のうち、初日と最終日にドバイに停泊することから、最短8日間のツアーを組むことも可能だ」とアピール。また、1泊あたり2万円程度の料金であること、マスカットやバーレーンなどの寄港地で通常必要なビザが不要となることなどの利点を挙げ、ツアー造成を働きかける。