マレーシア・マインズリゾート、「都会のリゾート」でレジャー需要を狙う

  • 2007年7月31日
 マレーシア・クアラルンプール、マインズリゾート2軒のホテルでディレクター・オブ・セールスのエスラ・ルー氏が来日、今後、日本人観光客の誘致を図りたい考えを示した。マインズ・リゾートは総客室数401室のパレス・オブ・ゴールデン・ホース、シャレー47室を含む全178室のパレス・ビーチ&スパの2軒のホテルを中核に、ゴルフ場、ショピングセンター、テーマパークなどを備える都市型リゾート。マレーシア国際空港から車で30分、クアラルンプール市街地まで20分と空港、市街地の中間地点に位置する。この2軒のホテルは2つの鉱山跡を湖として敷地の中核に据え、市街地の近くにありながら、水上アクティビティなどを提供しており、ゴルフやショッピングなど、都会の喧騒から離れたレジャーや雰囲気を備えている。

 パレス・オブ・ゴールデン・ホースはAPECの開催などで世界各国のVIPを迎えた実績もあり、最大で2000名の着席に対応できる宴会場を備え、大型団体の対応が可能。ホテル名のとおり、「金の馬」をモチーフとしており、レストランも中国料理「金馬」、日本料理「金の馬」などがある。パレス・ビーチ&スパは「Zen」スパを備え、敷地内のショッピングセンターにも近く、若い女性層にも人気が高いほか、リーズナブルな価格帯でロングステイの需要も多いという。また、湖を航行しながらディナーを楽しむプランも用意し、「シティ・リゾート」を楽しむことができる。

 日本総代理店のティフレックス・マルコンでは今後、ホテルの外観が宮殿様式であること、都心に近くかつリゾート気分を楽しめる点をアピールし、旅行会社のパッケージツアーの造成を働きかけていく考え。また、修学旅行などにも対応できることから、こうした需要についても対応をしたいという。

▽マインズリゾート
http://www.mines.com.my/