スターウッド・ホテル＆リゾートは、セントレジス・ホテル＆レジデンス・バンコクを2010年に開業する。総客室は198室で、このうち22のサービスアパートメントと71のレジデンスユニットを含むほか、2つのレストラン、ワインセラー、バー、ラウンジ、ルメードゥ・スパ、宴会場、フィットネスセンター、プールを備える。また、客室から中心部の競馬場や18ホールのゴルフ場、ルンピニ公園を眼下に望む。スターウッドでは、バンコクにおいてビジネス、コンベンション、観光の分野でも需要があると見ており、特にバンコクにおけるラグジュアリーホテル市場において新規参入が少なかったことから、チャンスと捉えている。

　スターウッドは先ごろ発表した大阪でのセントレジスの展開のほか、中国・天津での開業を予定。天津については2011年ごろに284室での開業を目指しており、アジア地域で2011年にかけて3軒が登場することとなる。