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JALホテルズ、総支配人会議で08年度上場を確認−ホテル運営会社として確立

  • 2007年7月12日
 JALホテルズは7月9日から11日の3日間、定例のJALホテルズ総支配人会議を開催、国内外のニッコー・ホテルズ・インターナショナル、ホテルJALシティの63名の総支配人を含め、総勢110名が参加した。会議では2006年度の経常利益が14億8500万円、有利子負債が2005年度の163億円から44億円に大きく減少したことで、運営特化型のビジネスモデルへ転換したことがほぼ完了したことが報告された。これにより、改めて2008年度の上場を目指すことを宣言したという。上場準備室では専任スタッフ1名が対応を進めており、08年度後半をめどとして具体的な手続きを進めるための準備を行っている段階という。

 また、同社はアジア、日系ホテルチェーンのオペレーターとして所有からマネジメント契約での展開を進めており、顧客マーケティング戦略強化によるチェーンとしての送客力増強を図っていく。これに加え、総支配人を含む幹部向け教育訓練プログラムの完成と実行、JALホテルズのホスピタリティを確立することでブランド力を強化していく。