ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッドはこのほど、シンガポールにアジア・パシフィック本部を開設した。アジア・太平洋地区国際営業部長としてこれまでも日本地区を含めて担当していたラマ・レバプラガダ氏マネージング・ディレクターに着任、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティクルーズ、アザマラクルーズの3ブランドのアジア・パシフィック地区の販売・マーケティングサポートを行う。

　アジア・パシフィック地区は今年12月から、ラプソディ・オブ・ザ・シーズが配船を控えているほか、来年はレジェンド・オブ・ザ・シーズの配船を予定しており、今後の展開を重視した本部の設立。さらに、アジア・パシフィックのクルーズマーケットは2010年までの5年間で約40％増加が予想されており、ロイヤル・カリビアンがアジア地域へ本腰を入れ始めたことの表れだろう。