パン・パシフィック・ホテルズ・アンド・リゾーツ（PPHR）は、東京急行電鉄とシンガポールを本拠地とする不動産、ホテル経営・運営会社であるUOLグループとの株式譲渡の終了により、UOLグループのホテル部門の傘下となった。UOLグループは現在、シェラトン・パース・ホテルやパーク・ロイヤル・ヤンゴンなど13ホテルを所有しており、これにPPHRの11ホテルが追加されることになる。今後、PPHRではUOLグループとともに、環太平洋でのプロパティ拡大を目的に、アメリカ西海岸や日本、中国の主要都市に進出する計画だ。さらに長期滞在のアパートメントなど、商品サービスの幅を広げたいとしている。

　なお、PPHRのメンバーであった「パン・パシフィック・ホテル横浜」は6月、東急ホテルが経営・運営を行い、名称を「パン・パシフィック横浜ベイホテル東急」に変更している。

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