グローバル、ウィーンフィルコンサート付特別クルーズ、日本唯一の販売者に

  • 2007年6月28日
 グローバルユースビューローは、指揮者ズービン・メータが率いるウィーンフィルハーモニー管弦楽団の音楽家約100名が乗船し、船内や寄港地でのコンサートを行なうクルーズ旅行を発売する。同クルーズはオーストリアの旅行会社ライゼ・ゲーゼルシャフト社とドイツのアイーダ・クルーズ社が企画したもので、ヨーロッパや北米、南米など、世界各国で販売されるもの。日本ではグローバルが販売を担当する唯一の会社に指定されたという。

 クルーズは2008年6月に実施。パルマ・デ・マヨルカを出航し、ヴァレッタやカターニャ、チヴィタヴェッキア、リボルノ、カンヌ、バルセロナを寄港する地中海クルーズで、乗客定員2050名の「アイーダ・ディーバ号」で運航する。実際は使用キャビン数を抑え、1000名から1500名程度の販売になる予定で、そのうちグローバルでは100名分を確保。人数次第でさらに追加設定を考えているという。

 洋上では同客船の円形劇場でのオーケストラや、船内各所でのカルテッドなどによる小さな演奏会など各種コンサートを開催。また、寄港地のフィレンツェやバルセロナでのガラ・コンサートや、タオルミナではギリシャ劇場遺跡でのチェンバー・オーケストラ演奏を決定しており、さらに今後、その他の予定や詳細を詰めていくという。

 なお、今回グローバルで企画化した商品「ウィーン・フィルと旅する地中海クルーズ」は、ウィーンを経由してマヨルカに入る6月18日発7月1日着のAコースと、チューリッヒを経由してマヨルカに入る6月19日発7月1日着のBコースを設定。キャビンは全てバルコニー付きを用意し、Aコースが149万8000円から、Bコースが148万8000円から。7月4日に開催する商品発表会とともに発売を開始する。委託販売を契約する販売店には、リクエストベースで対応するという。