インディゴ・パール・プーケット、1年間の改装終了し、グランドオープン

  • 2007年5月29日
 タイの「パール・ビレッジ」ホテルは、昨年1年間の完全クローズによる改装と新築を終了し、先ごろ「インディゴ・パール・プーケット」としてグランドオープンした。プーケットで100年前に栄えたというすず鉱山の工場の雰囲気をモチーフにしたデザインホテルで、コンセプトどおり、木や鉄、コンクリートを用い、無機質の中にリゾートの温かさ、プーケットらしさを組み合わせたユニークなデザインが特徴。最近は日本の女性誌などのメディア露出が増えているという。

 ターゲットは30代の女性や大人のカップルで、レップを務めるエヌケイエイトの法村薫氏によると「隠れ家リゾートとしてこだわりある客層にアピールしたい」という。全277室のうち、スタンダードは30平方メートルの客室カテゴリー「ケリーコーター」だが、日本のFIT市場に訴求するのは60平方メートの「パールベッド」ルーム。12平方メートルのバルコニーが付き、1室2万円程度で、既に上期からホールセール商品にも組み込まれた。このほか、それぞれにデザインの異なるスイートもある。

 また、同リゾートはカンファレンス・パビリオンも持ち、「ケリーコーター」ルームは、MICE需要での利用も多い。詳細は下記へ。

▽エヌケイエイト mailto:nk8@gray.plala.or.jp