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ロイヤル・カリビアン、アジアクルーズは日本人集客1000名を目指す

  • 2007年5月29日
  ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は、2007年12月に運航するアジアクルーズで、シンガポール発着分について航空路線の充実度や料金の手頃さを武器に、日本から1000名の集客を目指す。これに伴いRCIは24日、シンガポール政府観光局と共同で説明会を開催した。

 RCIの日本総代理店であるミキ・ツーリストの営業係長・糸川雄介氏は今回のアジアクルーズの強みについて特に、現在週に約60本が運航する「日本/シンガポール間の航空路線の充実度」と、1泊100ドル、日数は3泊から5泊程度の「料金と日数の手頃感」を挙げた。今後の販売促進策として、糸川氏は一般消費者に向けたピーアールの強化を示唆。12月のアジアクルーズ開始に向けて、テレビ番組とのタイアップなどの方法で需要を喚起する構えだ。

 また今回、シンガポールに配船する「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」は、シンガポール発着のクルーズを終えた後に香港、上海でクルーズを実施、その後の2008年5月頃に大阪と横浜への寄航を予定している。更に、2008年10月には「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」、2009年第1四半期にはセレブリティ・クルーズのアザマラ・クルーズが日本へ寄港するなど、日本を含めたアジア市場を強化する。ブランド別ではロイヤル・カリビアンは中国市場を見据え、セレブリティが日本市場への意識が強いという。