シルバーシー・クルーズはこのほど、2008年1月16日から110日間をかけて25ヶ国50都市以上を巡る「ワールド・クルーズ2008」について、利用者に提供するプログラムのスポンサー「ラグジュアリー・ライフスタイル・パートナー」を選定、「メンズヴォーグ」、「フェラガモ」、「ボナペティ」、「トラベル+レジャー」などの高級ブランドに決定した。ワールド・クルーズ2008では、ヨガやブリッジゲームなどのプログラムを用意し、「ラグジュアリー・ライフスタイル・パートナー」は、それぞれの特徴を活かして特別プログラムを企画、選択肢の幅を広げる。

　スポンサーの中で、例えばフェラガモとメンズヴォーグは共同で体験プログラム「トスカーナ・スタイル」を提供する。フェラガモ博物館や、ハリウッド俳優がオーダーした靴を世界で唯一販売するフェラガモのブティック、フェラガモ・ファミリーが所有するフィレンツェのホテルでのランチなどを組み込んだ9日間のプログラム。また、ボナペティは、同誌のエグゼクティブ・シェフのキャット・コラ氏が、ムンバイからオマーン、エジプトなどに寄航し、アテネへ向かう15日間に料理プログラムのホストを務める計画だ。

　ワールド・クルーズ2008の定員は382名で、料金は1室2名利用で1人5万8210米ドル（約700万円）から。上記の「トスカーナ・スタイル」のようなプログラムや停泊中の自由行動など、船外に出る場合を除き、クルーズに関係する費用は基本的に全て料金に含まれている。