エミレーツ航空（EK）は2010年、セイシェル諸島マヘ島に「エミレーツ・キャップ・テルネイ・リゾート＆スパ」をオープンする。同リゾートは外部から完全に隔離されたプライベートリゾートとして、テルネイ湾に面するマトゥーパ半島の断崖とモルン・セイシェル国立公園の間、全22エーカーのエリアに立地。客室はメインエリア186室の他に、コテージスタイルのデラックスルーム230室、セイシェル初の水上バンガロー15棟、600平方メートルを超えるプレデンシャル・スイートルーム1棟などを建設する。

　また、リゾート内には60エーカーの野生動物保護区を設け、セイシェル固有種を保護し生態系を管理するため、セイシェル環境省と長期戦略を策定する保護団体の設立の協議も進めている。EKでは同リゾートの開発費用に、EKのホテル＆リゾート部門として最大規模の2億5300万を予定している。