ウィンザー、本館スイートルームを増設、訪日VIP客、三世代富裕家族が増加

  • 2007年4月25日
 ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパは総額10億円を投じ、スイートルームの改装と増設を実施する。国内外のVIP、および団塊世代を核とする三世代の富裕層ファミリーが増加していることから、設備充実を図る。訪日客の北海道への関心が高まる現在、同ホテルには特にアジア圏各国の元首クラスの富裕層が増加しており、本格的なスイートルームのニーズが高まっているという。7月に竣工し、夏休み時期から本格稼動させる。

 対象は、アンバサダースイートルームと最高価格のプレジデンシャルスイートルーム。91平方メートルのアンバサダースイートルームは、ベッドルームを2つに増設し、152平方メートルの「アンバサダースイート・ファミーユ」、174平方メートルの「アンバサダースイート・ファミーユ・デラックス」に増設。料金はそれぞれ1泊20万円と24万円に引き上げた。また、プレジデンシャルスイートルームは、現在の約3.5倍となる460平方メートルに拡張。洞爺湖側、噴火湾側の2室で構成し、2室のバスルームにはスパ用のテラスを完備し、ルームトリートメントにも対応する。料金は1泊130万。