ソラーレ、2010年1万8000室目標、ロワジール、ロードサイド型を拡充

  • 2007年4月25日
 ソラーレ・ホテルズ・アンド・リゾーツは現在の51ホテル、1万250室の客室数を、2010年までに約100ホテル、1万8000室の展開を目指す。特に現在7軒あるロワジールブランドを2010年までに24軒まで増やすほか、ロードサイド型ホテルの開発を進める方針だ。

 ソラーレ・グループは今年、総売上目標を424億8200万円、総営業利益目標を106億円と掲げる。2006年の実績は、一室あたりの単価が前年比5.0%増、平均客室単価(ADR)は0.5%増、稼働率が4.4%増と好調に推移。しかし、同グループ代表取締役社長のA.G.ヴィリリ氏は、一室あたりの単価上昇のため、78.2%ある稼働率を保ちつつ、平均客室単価のアップを目指す考えを示した。

 具体的には、ロワジールブランド、ロードサイド型ホテルの推進をはじめ、新規運営ホテルの獲得、アセットフランチャイズビジネスやフランチャイズビジネスへの本格参入を推進。また、今年新たにMICEビジネスの拡大として会議や研修ビジネス拡大を図る統一プラン「チサン・ビズ」を立ち上げ、チサン・ホテル10軒で展開する。キー・メッセージに収益性、発展・拡大、ブランドの合理化を掲げ、グループの拡大を図る。