ジュメイラ、06年の日本人宿泊客は2倍、今後はハネムーナーにも焦点

  • 2007年4月20日
 ジュメイラのジャパン・ジュメイラ・リージョナル・セールスディレクターの奥田重彦氏は2006年の日本人宿泊客はグループ全体で前年比2倍を記録したことを強調、「ジュメイラの認知が図れてきており、次のステップに進むとき」と語り、ハネムーナーなどの獲得も視野に日本でのプロモーションを進めていく方針を示した。

 2回目となる日本でのワークショップが19日に東京で開かれ、中東湾岸地域のジュメイラのホテル9軒が参加した。最近の旅行商品の主流は、隣接するマディナ・ジュメイラやジュメイラ・ビーチ・ホテル、およびブルジュ・アル・アラブのうち2軒の組み合わせ。ホテル間ではバギーで移動が可能で、気軽に隣接ホテルでのショッピングやレストランで食事が楽しめ、グループならではの滞在方法をアピールした。

 今後の施策としては、全体的なブランド力の向上に加えて、ハネムーナーの誘致にも取り組む方針。バブ・アル・シャムス・デザート・リゾート&スパでの砂漠の結婚式がテレビで放映されたところ反響が大きく、ジュメイラを利用する日本人利用者の中でもハネムーナーの利用が増えていることから、例えばマディナ・ジュメイラ内の運河を利用した華やかな挙式プログラムなどの商品を開発していきたいとの考えを披露した。また今年から日本語のウェブサイトがオープンしたことから、FITの予約が増加していることについて言及した。

▽ジュメイラ
http://ja.jumeirah.com/