コンコルド・ホテルズ、東名阪にミッション団が訪問−日本市場の需要が堅調

  • 2007年4月19日
 コンコルド・ホテルズ&リゾーツの親会社ルーヴル・ホテルズのラグジュアリー部門営業統括副社長のマリー・ベアトリス・ラルマン氏をはじめ、コンコルド・ホテルズの各ホテルから総支配人など6名が来日、16日に大阪、17日に名古屋、18日に東京と各地でセールスコールを行っている。ラルマン氏によると、日本市場はレジャー目的で欧州を除く国際マーケットで泊数、収益は23%のシェアを占め、「非常に重要」との認識が高いという。コンコルド・ホテルズ全体でも、日本市場の宿泊数は11%のシェアを占めているという。今回の来日では、旅行会社との連携、法人への対応などを重点的なミッションとしているという。

 こうした中で、活発な動きが目立っているのは、法人需要。来日したホテル・コンコルド・ラ・ファイエット・パリ総支配人のミッシェル・セラノ氏は総客室数1000室、4000名の収容可能なミーティングルームを持っており、特に法人需要が多いとした上で、「円安ユーロ高は懸念材料のひとつ」というものの、「有名ブランドの日本支社の出張需要が多く、日本市場のコーポレート契約企業の出張、MICEなど好調だ」と引き続き、堅調な需要を見込んでいる。