OTA、エアライン・ホールセールとクルーズ事業の連携を強める−今年が勝負
オーバーシーズトラベル(OTA)代表取締役社長の鍵山幸彦氏は日本総代理店を務めるコスタ・クルーズ、ホーランドアメリカライン、ウィングスターのクルーズ事業について、エアライン・ホールセラーとしての強みを活かして事業展開する方針を示した。これはクルーズ記者会において語ったもの。特に、クルーズを取り扱っていない旅行会社への販売につなげることで、クルーズ市場の拡大も狙う。
このうち、コスタ・クルーズは6月末から10月にかけて客船「コスタ・アレグラ」が上海、天津発着の定点クルーズを計画しており、この一部を活用し、4発着日で長崎発着クルーズと仕立て、九州地域での販売促進を図る。特に中国市場は欧米市場と異なり予約が遅いことから、ゴールデンウィーク前後の販売攻勢がかけられるように準備。また、コスタ・アレグラの長崎寄港時には九州地域の旅行会社を対象とした見学会も開催し、今後の販売につなげてもらう考え。
エアライン・ホールセラーとしての強みは2007/08年の冬のドバイクルーズにおいて、エミレーツ航空(EK)を利用した商品造成を促す。特にコスタ・ロマンチカ、コスタ・ヨーロッパの2隻での定点クルーズが計画されていることから、メディア系商品での販売も視野に積極的に客室を確保し、市場で展開していきたい考え。さらに、OTAは東京、大阪、名古屋、福岡で営業展開をしており、中国系の航空会社を利用することも視野に入れ、各種の商品造成を促していく考え。
なお、目標としてはコスタ・アレグラで1000名、コスタ全体では2500名から3000名、ホーランドアメリカで1000名、ウィングスターで100名の販売目標を掲げている。特にアレグラは「今年が勝負の年」(鍵山社長)とみており、日本近海で日本発着の可能性も高く、かつフライ&クルーズでは航空機での移動が短く、市場拡大のチャンスと見ている。
このうち、コスタ・クルーズは6月末から10月にかけて客船「コスタ・アレグラ」が上海、天津発着の定点クルーズを計画しており、この一部を活用し、4発着日で長崎発着クルーズと仕立て、九州地域での販売促進を図る。特に中国市場は欧米市場と異なり予約が遅いことから、ゴールデンウィーク前後の販売攻勢がかけられるように準備。また、コスタ・アレグラの長崎寄港時には九州地域の旅行会社を対象とした見学会も開催し、今後の販売につなげてもらう考え。
エアライン・ホールセラーとしての強みは2007/08年の冬のドバイクルーズにおいて、エミレーツ航空(EK)を利用した商品造成を促す。特にコスタ・ロマンチカ、コスタ・ヨーロッパの2隻での定点クルーズが計画されていることから、メディア系商品での販売も視野に積極的に客室を確保し、市場で展開していきたい考え。さらに、OTAは東京、大阪、名古屋、福岡で営業展開をしており、中国系の航空会社を利用することも視野に入れ、各種の商品造成を促していく考え。
なお、目標としてはコスタ・アレグラで1000名、コスタ全体では2500名から3000名、ホーランドアメリカで1000名、ウィングスターで100名の販売目標を掲げている。特にアレグラは「今年が勝負の年」(鍵山社長)とみており、日本近海で日本発着の可能性も高く、かつフライ&クルーズでは航空機での移動が短く、市場拡大のチャンスと見ている。