パーク・ハイアット・パリ・ヴァンドームは5月末にかけて、700万米ドルを投じてスイートルームとスパ施設を改装する。利便性を最大限に活かした特別なスイートを設置するのが目的。既存の最高級スイート「プレジデンシャル・スイート」は客室内にスパ同様の施設をもつ「インスイート・スパ」をコンセプトに改装。バスルームにはワールプール（ジャグジー）付きのバスタブ、スチーム・ルーム・シャワー、マッサージ専用のベッドなどを完備する。

　このほか「インスイート・スパ」のコンセプトで2室のスイートを設置するほか、4つのスイートルームとスパ施設も改装。例えば、「デュプレックス・プレジデンシャル・スイート」は、2つのテラスを備えたパリの伝統美とコンテポラリーが融合したデザインだ。また、新たにオープンするプレジデンシャル・スイートは、マホガニー材やライムストーン、ジム・トンプソンのシルクなど、高級素材を使用。スパ施設「ル・スパ」には、プールやサウナ、スチーム・ルームやリラクゼーション・ルーム、フィットネスセンター、カップル専用のバスタブ付トリートメントルームを用意する。