アコージャパン、団塊世代や地方需要に注目、日本人向けサービス拡大
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リー氏は、「近年、日本人ホテル利用者数、ルームナイト、レベニューで日本マーケットは伸びている」と語っており、「アコーホテルの各プロパティから、日本の団塊世代の旅行需要が高まることに期待が集まっている」と説明。アコーホテル全体として、特に日本人の利用率が高いノボテル、ソフィテルを中心とするブランドでは日本人の受入れ拡大に向けて、情報発信を強化していく。具体的には、パンフレットや案内の日本語での表記を増やすほか、日本人スタッフの配置などを呼びかけ、シニア世代や団塊世代が意識する安心・安全に配慮したサービスを提供する体制としていく。
また、リー氏は今年、日本との相互交流を目的とする観光年を展開するアジア各国をはじめ、日本人利用が高いフランスを筆頭としたヨーロッパの政府観光局、航空会社と共同のタイアップ・プロモーションなどを展開していく意向も示した。