JTB首都圏、顧客情報紛失、クレジットカード利用票など

  • 2007年3月2日
 JTB首都圏の新横浜支店で2月26日、クレジットカード利用票などの書類と、記載事項の個人情報を紛失していたことが判明した。今回、紛失したのは、2月1日分のクレジットカード利用票が14名分、JTB旅行積立1名分、表彰記念旅行招待券1名分、契約保養所宿泊補助券及び福利厚生利用券13名分、永年勤続者慰労旅行引換券1名分の計30名分。クレジットカード利用票にはカード番号やサインなどが記載されていた。現時点で29名に連絡が付き、お詫びした上で、特にクレジットカード利用票の紛失に該当するお客には、大事をとって会員番号の変更を依頼。万が一、二次的被害が発生した場合は誠意を持って対応するという。

 同社ではこれらの書類を日々の営業終了時に、入出金リストと照合し、袋にまとめて、錠付きのキャビネットに保管する。月末に各書類をそれぞれのア精算部署に送付するが、その月末作業を実施したところ2月1日分のみ紛失していることが分かったという。同社では従来から、個人情報保護を経営の最重要課題に位置付け、徹底した意識付けを図ってきたが、今後は全社員に行き届くよう、これまでの取り組みをさらに強化する。