スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド（SLH）は2007年末までに、新築20軒を含む約70軒の独立系ホテルが新た加わる。これにより加盟ホテルは、世界65ヶ国、400軒超の規模となる。新たに加盟するのは、モルディブの「ザ・ラニア・エクスペリエンス」、オマーンの「エバソン・ハイドアウェイ＆シックスセンス・スパ・アット・ジギー・ベイ」、ペルーの「インカテラ・マチュピチュ」、イタリアの「レジデンサ・デル・モーロ」などで、特にヨーロッパ地域の加盟軒数は70軒中38軒となっている。

　SLHによると、同グループ加盟ホテルの2006年の総予約数は前年比16％増、また、客室1室あたりの平均売上は15％増。会員組織「ザ・クラブ・オブ・スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」は2007年末までに倍増となる10万人程度になるとしており、増加する高級志向の旅行者ニーズに対応する。