商船三井客船、北海道のフライ&クルーズを今年も実施

  • 2007年2月22日
 商船三井客船(MOPAS)は9月に実施する「飛んでクルーズ北海道」の受付を開始した。同クルーズは、小樽と網走を発着地とする日本初の本格的な定点クルーズとして昨年から開始したフライ&クルーズ。航空機との組み合わせにより客層の拡大を図るとともに、北海道クルーズ振興協議会の後援を得ながらクルーズエリアとしての北海道の開拓に取り組む。今年は昨年の好評を受けて1往復分を追加し、5日コース3航海(3日間コース6航海)での運航を決定した。日程は8月29日、9月2日、9月6日の小樽出発で、小樽と網走の片道となる3日間の乗船コースは5万6000円から24万円。往復の5日コースは11万6000円から47万2000円の設定(クルーズ代金のみ。飛行機代別)。

 MOPAS広報宣伝担当によると、各旅行会社で販売する際はクルーズのみ、またはクルーズとフライトの個別手配のほか、クルーズとフライトを組み込んだパッケージとして商品化するケースが多く、さらに周辺観光を組み込むことで付加価値を追加しやすいと好評だという。また客層も、フェリー感覚や観光のアトラクション目的での利用も増えており、純粋にクルーズを楽しみたい従来の船旅ファン以外への提案もしやすいことも、ポイントとしている。