KNT、今年の海外送客目標は108万人−06年売上は1800億円
近畿日本ツーリストは第5回「大海外旅行交流コンベンション」を開催、この中で海外旅行方針について越智良典執行役員海外旅行部長は「パッケージ、団体に加え、ハイエンド、ダイナミック・パッケージと取り組んでいく」と海旅の取組み方針を示した。ホリデイ、MICEを中心とする団体で2006年比8%増の108万人が送客目標。
2006年はホリデイを含み、KNT全体で100万人とほぼ横ばい、このうち売上は4%増の1800億円。人数の内訳はホリデイが54万人、団体が22万人、FITが24万人であったが、越智氏は人数が前年同で売上増の要因として「オイルサーチャージによるところが大きい」との考え。テロ、自然災害など特殊要因の影響は大きくなかったものの、路線の運休、減便などの調整局面による影響を受けたものと見ている。
ただし、トリノ・オリンピック、ドイツワールドカップなどで成功を収めたことから、2008年の北京オリンピックに向けても積極的な取り組みをする。KNTの得意とするグループ需要については「形を変えて職場旅行が復活している」とし、企業環境の改善が旅行需要に結びついていると断言。KNTでは「職場旅行虎の巻」について7年ぶりの復刻を果たし、各企業からの引き合いも多いという。
チャーターについてはアジア1万3500名、中国4000名、欧州1000名、北米1600名、ハワイ2000名、ミクロネシア2000名、中東250名で約2万5000名規模となるが、今後は「3万人に向けて取り組みたい」(越智部長)という意気込み。具体的には、エアーズロックへのチャーターと大地の祭りとKNTの自主的イベントを組み合わせ、「デスティネーションを安く売るのではなく、イベントで付加価値をつけていく」方針だ。今年については西安で9月25日にコンサートを実施し、国土交通省で主導する中国との交流事業の先鞭としたい考え。
▽KNT送客目標(海外旅行全体)
全体 108万人(8%増)
中国 9万5000人(10%増)
欧州 10万人(2%増)
ハワイ 15万人(3%増)
ミクロネシア 9万2000人(3%増)
北米 7万5000人(2%増)
カナダ 2万人(5%増)
オセアニア 9万人(2%増)
アジア 36万5000人(16%増)
台湾 6万人(4%増)
その他 3万3000人(7%増)
2006年はホリデイを含み、KNT全体で100万人とほぼ横ばい、このうち売上は4%増の1800億円。人数の内訳はホリデイが54万人、団体が22万人、FITが24万人であったが、越智氏は人数が前年同で売上増の要因として「オイルサーチャージによるところが大きい」との考え。テロ、自然災害など特殊要因の影響は大きくなかったものの、路線の運休、減便などの調整局面による影響を受けたものと見ている。
ただし、トリノ・オリンピック、ドイツワールドカップなどで成功を収めたことから、2008年の北京オリンピックに向けても積極的な取り組みをする。KNTの得意とするグループ需要については「形を変えて職場旅行が復活している」とし、企業環境の改善が旅行需要に結びついていると断言。KNTでは「職場旅行虎の巻」について7年ぶりの復刻を果たし、各企業からの引き合いも多いという。
チャーターについてはアジア1万3500名、中国4000名、欧州1000名、北米1600名、ハワイ2000名、ミクロネシア2000名、中東250名で約2万5000名規模となるが、今後は「3万人に向けて取り組みたい」(越智部長)という意気込み。具体的には、エアーズロックへのチャーターと大地の祭りとKNTの自主的イベントを組み合わせ、「デスティネーションを安く売るのではなく、イベントで付加価値をつけていく」方針だ。今年については西安で9月25日にコンサートを実施し、国土交通省で主導する中国との交流事業の先鞭としたい考え。
▽KNT送客目標(海外旅行全体)
全体 108万人(8%増)
中国 9万5000人(10%増)
欧州 10万人(2%増)
ハワイ 15万人(3%増)
ミクロネシア 9万2000人(3%増)
北米 7万5000人(2%増)
カナダ 2万人(5%増)
オセアニア 9万人(2%増)
アジア 36万5000人(16%増)
台湾 6万人(4%増)
その他 3万3000人(7%増)