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年頭所感 日本外航客船協会・会長の日野氏、「本格的な需要期」と期待

  • 2007年1月5日
 日本外航客船協会(JOPA)会長の日野乾太郎氏は年初の挨拶で、今年がいよいよ団塊世代のリタイアが始まる年であること、クルーズがスロートラベルの言葉の代名詞として使われるほど時代にマッチしたレジャーであるとの評価が定着し始めていることから、「待ちに待った本格的な需要期がやってくると、期待を持って受け止めている」と2007年に大きな期待を寄せた。

 このほか、日韓定期航路のクルーズフェリー化の振興のほか、今年は日本船、外国船、国際フェリーの共同歩調が一段と進むことに期待。ここ数年JOPAが掲げる事業活動目標の(1)地方へのクルーズの波及、(2)旅行会社のクルーズ販売の強化、に「手応えを感じており、今年はさらにクルーズ市場の拡大に突き進む年にしたいと思う」と抱負を述べた。