シャングリ・ラ、08年プーケットに開業へ、リゾート強化の一環で

  • 2006年12月5日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは2008年末に「シャングリ・ラ・プーケット・リゾート&スパ」を開業する。これは、豪華リゾートを展開するシャングリ・ラ・グループの新たなビジネスの一環。プーケットのほかに現在、モルディブやセイシェル、フィリピンのボラカイ島で同様のリゾート開発事業を展開中だ。

 シャングリ・ラ・プーケット・リゾート&スパの客室はスイートを含む223室、グランド・デラックス・ヴィラ92棟など総客室数は315室。ヴィラ全棟には水をモチーフにしたデザインが施され、飛び込み式プールを備えたヴィラや水上ヴィラを設置する。客室面積は50平方メートル以上あり、1ベッド・ルーム、または2ベッド・ルームのヴィラは90平方メートルから280平方メートルの広さとなる。

 さらに、同ホテルにはシャングリ・ラのスパブランドCHI「氣」スパのスパ・ヴィレッジを併設、CHIスパ初の宿泊設備のあるレジデンシャル・スパ・ヴィラを設置する。そのほか、リゾート内には各種レクリエーション施設が整備される。飲食施設は各店が集まり、マーケット・スタイルになる予定。また、オーシャンビューのチャペルもビーチフロントに設置する。ミーティングやバンケット施設として100名収容のホワイエと400名収容のグランドボールルームがあるほか、総面積440平方メートルのファンクション・ルームを備える。