シャングリ・ラ、最高経営責任者が世界のコーポレート・ホテリアーに選出

  • 2006年11月25日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツの最高経営責任者兼社長のジョバンニ・アンジェリーニ氏はこのほど、世界的なホテル業界紙「ホテルズ」の「2006年世界のコーポレート・ホテリアー」に選出された。今回の受賞は、世界170ヶ国の約6万人の同誌読者による投票結果によるもの。ホテルズ誌の編集長によると、読者はアンジェリーニ氏が明確なビジョンをもつリーダーであること、国際ホテル事業の経営と開発で最高レベルのノウハウをもつ経営者であることから選出されたと評す。また、ホテル業界への貢献に加え、従業員の自己啓発プログラムに積極的に関与し、従業員が自らの目標を達成できる環境整備に努力を続けてきたことも高く評価している。

 アンジェリーニ氏は、イタリア、スイス、バミューダ、ケイマン諸島、カナダ、アメリカなどでホテル業界のキャリアを積み、14年間在籍したウェスティンではメキシコ、韓国、日本、香港、シンガポールで要職に就いた。1988年にカオルーン・シャングリ・ラ・香港の総支配人に就任。1993年にはグループのオペレーション担当副社長兼アイランド・シャングリ・ラ・香港の総支配人を務めた後、1999年に現職の最高経営責任者兼社長に就任している。それ以来、シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツを当時の22軒から2倍以上に増やし、現在13ヶ国・地域で49のホテルを運営、日本を含む世界各地で45の開発計画が進行中だ。