ベストリザーブ、宿泊施設の登録作業を簡便化、販売自動延長サービス開始

  • 2006年11月24日
 ベストリザーブは、宿泊施設の「販売料金、空室在庫」の販売を自動に延長するサービスを開発、20日から開始した。宿泊施設側の登録作業を簡便にし、実用性を向上させたのが特徴。これにより、販売に必用な各種情報の入力だけで、毎月20日に販売自動延長サービスが自動的に起動し、宿泊施設の設定内容をもとに必用な各種情報を登録し、販売を開始することができる。

 宿泊施設は複数のインターネットの予約サービスを利用するケースが多いが、従来はそれぞれのサイトに対し、1ヶ月に1度の割合で設定日や部屋の種類、プランなどを登録する必要があり、PC操作に慣れていない宿泊施設では約2時間ほどもかかることもあったという。また、日々の業務の多忙さから登録作業が送れ、販売機会が損失するケースもあった。今回のサービスにより、これらの問題を解消することで、宿泊施設の利便性と販売機会の向上を図る。既に受付開始から1週間で、既存契約施設の約10%にあたる500施設からの申込登録があるという。

 新サービスではこのほか、宿泊施設ごとの販売戦略にあわせて曜日ごと、休前日、祝祭日の細かな単位でラックレート、販売料金、空室在庫数を設定することが可能。販売自動延長を実行するかの可否はプラン単位で設定ができる。また、各種セーフティ機能の設定もある。