マリオット・インターナショナルのハワイのホテル6軒は禁煙法の施行を受け、館内の全面禁煙を進める。JWマリオット・イヒラニ・リゾート＆スパ、カウアイ・マリオット・リゾート＆ビーチクラブ、ワイレア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパ、ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパ、ルネッサンス・ワイレア・ビーチ・リゾートの5軒は10月16日から、館内全面で禁煙。ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパは11月16日から全面禁煙となる予定だ。

　各ホテルでは、喫煙所を設ける。まず、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパはケアロヒラニタワープールデッキ、プアレイラニテラス、および11月15日までは喫煙フロアのラナイでのみ喫煙可能。また、JWマリオット・イヒラニ・リゾート＆スパでは、スパ棟前のシャトル停留所、プールとビーチの間、およびオーシャンホワイエ脇の池の当りとなる。
　また、カウアイ・マリオット・リゾート＆ビーチクラブは芝生やビーチを含む海沿いの歩道、キロハナタワーとハウプタワー海沿いの歩道、ハウプタワーのパーキング入り口、カヒリタワーとアウパカテラス間の中庭、プナコートやカウアイコート、ニイハウコートに面する中庭だ。ワイレア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパは海沿いの歩道とホテル前のバスステーション付近となる。

　ワイコロア・ビーチ・マリオット・リゾート＆スパは、カメハメハウィング1階のLamonts storeからの階段下、1階ハワイイコールズレストランへ続く階段の下、およびナルズレストランから約4.6メートル海よりの小道。さらに、ルネッサンス・ワイレア・ビーチ・リゾートは、ホテル玄関前とマウイオニオン脇の芝生で指定されている。

　なお、ハワイ州は11月16日から、州やカウンティが定める公共の場所が全面禁煙となる新禁煙法を施行。マリオット・インターナショナルはアメリカ、およびカナダの傘下ホテルについて今年9月から、全面禁煙とすることを決定し、マリオット、JWマリオット、リッツカールトン、ルネッサンス、コートヤードなどのブランドを含む、2300ホテル、約40万室で施行している。