高輪プリンスホテル、ロビーやレストランなどをリニューアルオープン

  • 2006年10月18日
 高輪プリンスホテルはこのほど、ロビー、レストラン、宴会場を改装しリニューアルオープンした。改装費は約34億円で、「アーバンリゾートホテル」としての演出、空間作りを目指した。

 ロビーは、従来分かれていたチェックインカウンターとチェックアウトカウンターを統一したほか、総合インフォメーションデスクのゲストリレーションズを玄関からすぐの位置に設置した。また、ロビーの中央に自由に使用できるパソコンやプリンター、コピーなどを新設。加えて、新たに「高輪ゲストサロン」を置き、10時から19時は「ウェディングコンシェルジュ」として対応する。 

 レストランは、フランス料理「ル・トリアノン」、ラウンジ「光明」、メインバー「プリンスロイヤル」を改装した。「ル・トリアノン」は、個室を2室を新たに設けた。シャンデリアや絨毯、椅子、カーテンなども一新。「光明」は、床をフローリングと絨毯に変更したほか、照明やテーブル、椅子などを一新した。「プリンスロイヤル」は、大幅な改装はないものの、新たにキープボトルの棚を設置したことにより、プレミアムウィスキーや高級ブランデーを充実した。

 宴会場は、クラウンルームとロイヤルルームの間にスライディングウォールを新設、200名から300名の会議やパーティに対応する。また、女性用の化粧室の拡張を行い、パウダールームを新設した。このほか別館では、中国料理「古稀殿」、1階および2階の貴賓館の改装を実施した。