シャングリ・ラ・ホテルズ＆リゾーツは2007年2月、「シャングリ・ラ・ホテル・カリヤト・アルベリ・アブダビ」を開業する。シャングリ・ラは開発にあたり、アブダビのアル・ジャービル・エスタブリッシュメント＆ツーリズム・デベロップメント＆インベストメント・カンパニーと契約。シャングリ・ラ・ホテル・ドバイに続く両者間の2番目のプロジェクトとなる。
　シャングリ・ラ・ホテル・カリヤト・アルベリ・アブダビは、8.5ヘクタールの敷地内にラグジュアリーホテル、サービスアパートメント、デラックス・ビラ、レストラン、エンターテイメント、ショッピング、リクリエーション施設を設置する。ホテルの客室は全214室で、全室から海を見渡すことができる。そのほか、ワンルームから4ベッド・ルームまでバラエティ富んだ161のサービスアパートメント、4ベッド・ルームから6ベッド・ルームのデラックス・ビラ7棟などの客室を用意する。
　また、飲食施設では、プールサイド・バーをはじめ、ロビーラウンジ、24時間営業のダイニング・コーヒー・ショップ、フランス料理やベトナム料理、中華など世界の味を楽しめるレストランを設ける。そのほか、活気溢れるアラブの市場「スーク」での食事や買物も楽しめる。さらに、スパ・ブランド「CHI（氣）」やヘルスクラブ、5つの屋外プールなどのリクリエーション設備をはじめ、全長700メートルの水路を巡るアラプのゴンドラを利用し、施設内の行き来ができるなど、各種設備を整えた。そのほか、ミーティングやバンケット施設として、300平方メートルのボールルーム、30平方メートルのボードルーム2室、45平方メートルのミーティングルーム2室を備える。