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カオラックのザ・サロジン、開業以来高い評価を得る、今後PKGでも登場か

  • 2006年10月5日
 タイ・カオラックのザ・サロジンのオーナー、ケイト・ケンプ氏が来日、世界各地で高い評価を受けるサービスと施設を紹介した。サロジンはアンダマン湾を襲った津波後にオープンを予定していたが、開業を延期。昨年10月から営業を開始し、1年でコンデナスト・トラベラー誌のスパ部門で1位に輝くなど、ホテルの施設、サービスに対する世界的な評価は高い。また、クチコミサイト「トリップアドバイザー」ではタイ・プーケットのホテルではサロジンが1位となって以来、連続して1位の座にあり、高い評価を継続している。

 ホテルのオープン前に津波が発生したものの、従業員約100名を解雇せず、スタッフが改修などで様々な活動を経験。これにより、現在、宿泊客からの要望に対して「sure, why not?(わかりました。やってみましょう)」と対応する姿勢につながっているとケンプ氏は紹介。例えば、近くの滝の前でワインテイスティングをセッティングしたり、ジャングルの中でタイ料理を楽しむなど、顧客の様々な要望に応じている。こうした自然での様々な体験は、スタッフがホテル内で過ごすと同様にセッティングすることで、のびのびとした空間で楽しめるアクティビティも高い満足度を得る評価の一因でもある。

 なお、ホテルの客室は計56室。最も小さい客室で95平米からで、ベッドルーム、リビングなどがある。また、空間にゆとりを持ったつくりも寛ぎを演出するもの。

 ケンプ氏によると、現在の顧客層は日本市場も含み、FITの旅客。年齢層は30代から60代超と幅広く、主にカップルでの滞在が多い。予約はインターネットを利用することも多いが、日本では今回の来日などで来春にはパッケージツアーへの組み込みにも期待を示しており、今後は予約形態の広がりを期待している。


▽トリップアドバイザー
http://www.tripadvisor.com/