プーケットのスリ・パンワ、小規模・アットホーム売りに日本人滞在客の獲得へ

  • 2006年9月26日
 タイ・プーケットの小規模な高級ホテル「スリ・パンワ」のヴォラシット・イサラ・ワン氏らが来日、今後、日本からの訪問者の増加に期待を示した。同ホテルは11ビラ、およびレジデンスを運営、正規料金が1泊820米ドルと質の高い雰囲気とサービスを提供、かつアット・ホームさを打ち出している。特徴は、客室のベッドの前に広がる景色。開放的な海の景色と、ベッドルーム前のプライベート・プールが一体化した眺めが売りだ。
 ホテルはプーケット国際空港から車で約40分、中心街からは約20分のところにある。ホテルは従来の自然を残し、ビラも自然と一体となることを意識し、落ち着いた雰囲気をかもしだす。アクティビティは、ホテルのプライベートビーチから見渡せる島々で過ごすことが出来るほか、シーカヤックなどでも楽しめると言う。現在、ビラ数は11だが、今後2年間で50ビラとし、この小規模でホテル運営を行っていく。

 ワン氏は現在の同ホテルの顧客層について、ハネムーンが多いが、企業のトップクラスなどが休暇にグループで訪れることが多いと紹介。特に、ビラは1つの建物で2ベッドにまで拡張して利用することが出来ることから、こうした小グループの対応についても積極的に考えていくという。また、現在はプロモーションをタイ国内で実施したことから、7割超がタイ人の利用。今後はこのシェアを外国人も高めたいとの考えで、既に一部の雑誌、新聞等での高い評価を得ていることを背景に、積極的に露出したい考えだ。

▽スリ・パンワ
http://www.sripanwa.com