リッツ・セント・トーマス、大規模な改装工事に着手、クリスマスまでに完了

  • 2006年8月25日
 ザ・リッツ・カールトン・セント・トーマスはこのほど、大規模な改装工事に着手しており、クリスマス休暇のシーズンとなる12月までには完了する予定だ。改装では、専用の鍵でアクセスするクラブ・ラウンジを新設し、スパを拡充するほか、レストランの改装を実施。クラブ・ラウンジのあるクラブ・フロアにはゲストルーム55室、エグゼクティブスイート16室、プレジデンシャルスイート4室を新設。浴室にはレイン・シャワーと独立した浴槽を設ける。また、全ての客室棟やバルコニー、ファサードの表面を新しいタイルに張り替え、客室内はリゾートの雰囲気を反映させた明るいカリブ海の色に塗り替える。

 スパには新たにトリートメントルーム8室とオープンエアのカバナを増設。スパで行うトリートメントは全て植物のエキスとエッセンシャル・オイルを使用する。
 さらに、レストランでは、「パーム・ガーデン・カフェ」を「ブルー・ウォーター」に改称し、レストラン「イグアナ」は拡張し、「インディーズ」と名称を変更した上で、船の形をした屋根を作り、カリブ海を見渡すオープンエアとする。そのほか、「グレート・ベイ・グリル」は、「ペーパーマンズ」に改装し、リビングルームとベランダを新設、近隣の島々や海を見渡せるようにする。同ホテルでは改装を機に、カジュアルでエレガントな雰囲気のホテルを目指す。