日本郵船の客船事業、北米市場の乗船率・飛鳥IIが堅調、前年を上回る

  • 2006年8月7日
 日本郵船の第1四半期の連結業績によると、飛鳥IIなどを含む客船事業の売上高は前年比12.6%増の111億7800万円、営業利益は13億3900万円(前期1億800万円の赤字)、経常利益は11億8900万円(前期2億7300万円の赤字)となった。アメリカ市場での乗船率が堅調であること、また欧州クルーズ、世界一周クルーズは予想を上回る実績と好調であった。飛鳥IIについても世界一周クルーズが終了し、前年実績を大きく上回った。

 なお、日本郵船の連結は売上高21.9%増の5247億5200万円、営業利益38.4%減の225億2400万円、経常利益38.7%減の223億700万円、四半期純利益は43.3%減の123億5200万円。燃油費の高騰が高まり、連結業績では予想を下方修正している。