マリオット・インターナショナルはカリブ海10地域の16軒のホテルを対象として、ハリケーンで影響を受けた場合、宿泊代金の払い戻し、2年間有効の3泊分宿泊券提供等の対応を決定した。この適用期間は7月1日から11月30日までの、いわゆるハリケーンシーズンが対象。ハリケーンの影響による空港、ホテルの閉鎖で滞在が不可能となった予約客については、宿泊代金の全額払い戻し、もしくは12ヶ月以内の宿泊時に客室の1カテゴリーアップグレードをおこなう。
　また、滞在中にハリケーンの襲来を受けた宿泊客は滞在日から2年間有効の3泊分宿泊券を提供する。会議開催が不可能となった予約客についても、当初の予約から1年以内に当該ホテルで同様の内容で会議を開催する場合にも適用となる。

　なお、ハリケーンの定義はアメリカ気象庁のハリケーンセンターが公式に認める「風速が時速74マイル以上の熱帯低気圧」を指す。対象の16ホテルは下記のとおり。


＜対象施設＞
・アルバ
1）Aruba Marriott Resort & Stellaris Casino
2）Renaissance Aruba Resort and Casino
・カンクン
3）JW Marriott Cancun Resort & Spa
4）CasaMagna Marriott Cancun Resort
5）Courtyard by Marriott Cancun Airport
・ケイマン諸島
6）Grand Cayman Marriott Beach Resort
・キュラソー
7）Curaçao Marriott Beach Resort & Emerald Casino
・ドミニカ共和国
8）Renaissance Jaragua Hotel & Casino
9）Courtyard by Marriott Santo Domingo
・プエルト・バジャルタ
10）CasaMagna Marriott Puerto Vallarta Resort
・セント・キッツ島
11）St. Kitts Marriott Resort & The Royal Beach Casino
・セント・トーマス島
12）Frenchman’s Reef & Morning Star Marriott Beach Resort
・トリニダート・トバゴ
13）Courtyard by Marriott Port of Spain
・プエル・トリコ
14）Courtyard Isla Verde Beach Resort (San Juan)
15）San Juan Marriott Resort and Stellaris Casino
16）Courtyard by Marriott San Juan Miramar