観光活性化フォーラム
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OTOA、海外での添乗員に対するセクハラ防止で会員各社に指導・監督強化を要請

  • 2006年7月25日
 海外ツアーオペレーター協会(OTOA)は会員各社に対して、海外旅行で添乗員に対するセクハラ防止について会員各社の指導、監督を強化する旨の文書を会長名で発出する。日本添乗協会(TCSA)が調べたところによると、平成17年度の海外でのセクハラは、いわゆるパッケージ旅行でバスドライバーがお客の49.2%に次いで第2番目の29.7%、海外手配ではオーガナイザーと並びバスドライバーが26.7%と業界内での対処により、大きな改善が見込まれる。

 添乗員からは、旅行中にセクハラを受けた場合、はっきりと断るとお客への影響を憂慮すべき事態も想定し、板ばさみとなる心理的な状況もあることから、オペレーターから現地のバス会社に対して防止に向けた監督強化を促す。