ウェスティン、アジア・オセアニア地域の3軒でも完全禁煙化へ

  • 2006年7月21日
 スターウッド・ホテル&リゾート・ワールドワイドは、今年1月から北米、カナダ、カリブ海の77軒のウェスティン・ブランドで完全禁煙化を導入している。これを7月31日から、アジア、オセアニア地域に対象を拡大、オーストラリアのウェスティン・シドニー、ウェスティン・メルボルン、フィジーのウェスティン・デナラウ・アイランド・リゾート&スパでも、完全禁煙化を実施する。禁煙は全ての客室に加え、ロビーやレストランなどのパブリックエリアでも喫煙不可とし、喫煙者用に屋外に指定喫煙エリアを設ける。

 アジア、オセアニア地域のウェスティン宿泊者を対象にしたアンケートによると、95%が禁煙ルームの宿泊を希望しており、ホテル内では喫煙しないと回答。また、最新の消費者調査では71%がホテルやパブ、クラブでの完全禁煙を支持すると回答し、81%が禁煙ルーム滞在中は屋外での煙草の臭いがとても気になると答えている。
 今回完全禁煙化を図る3つのウェスティン・ブランドは、7月31日の導入開始日に先立ち、ホテルスタッフを対象とした健康週間を展開。全従業員を対象に、禁煙に対する無料アドバイスやサポートを行う。