カンクンのハイアット2ホテル、順次リニューアル・オープンへ

  • 2006年6月12日
 ハイアット・インターナショナル・ホテルズでメキシコ・カンクンのリージョナル・ディレクター・オブ・セールスを務めるミリアム・ヘルナンデス氏が来日、7月15日のハイアット・カンクン・カリベ・リゾート、および今秋にはハイアット・リージェンシー・カンクンのリニューアル・オープンをアピールした。カンクンの各所での営業再開、復旧をアピールする一段とともにヘルナンデス氏が来日、日本では札幌、名古屋、大阪でカンクンのデスティネーションのアピールとあわせ、2ホテルの営業再開をアピールする。ハイアットでは、カンクン・カリベ・リゾートが今下期、ハイアット・リージェンシー・カンクンが来上期のパッケージ商品に間に合うように造成を働きかける考え。

 ハイアット・カンクン・カリベ・リゾートはカリブ海とラグーンをそれぞれ眺める全客室オーシャンビュー。リニューアルでは従来から計画していたプレミアム・ビルディングを完成させてアップグレードをはかり、営業を再開する。従来からハネムーンの利用が多いが、今後はこうした需要に加え、ウエディングについても取扱を伸ばしたい考えで、ホテル側では各種手配のほか、ビーチサイドでのウエディング・レセプションなどもあわせてアピールする。季節、日にちにより客室価格は異なるものの、従来のメインビルでは180米ドル、プレミアでは220米ドルの設定で、客室のハード面に加え、ソフト面でもサービス向上を図った。
 ハイアット・カンクン・カリベ・リゾートは完全リニューアルにより、客室は現代的な雰囲気にメキシコ風の明るさを取り入れた。また、これまではプールなどからビーチへ直接アプローチができなかったが、階段を設けるなどしてホテルからのアクセスを良くした。また、ホテル棟とは別にスパを併設しており、フェイシャルトリートメントのほかスウェーデン式マッサージ、チョコレートセラピーなど30種以上のトリートメントを用意している。
 なお、両ホテルとも日本人スタッフがゲスト・サービスとして従事し、今後の日本人宿泊者を迎え入れる。