リッツ・カールトン、06年下旬にドーハへ2軒目のホテルをオープン

  • 2006年6月12日
 ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーが運営するシャーク・ビレッジ&スパが2006年下旬、カタールのドーハにオープンする。これは、リッツ・カールトン・ホテルが運営する2軒目のホテルだ。ホテルはビーチフロントに建ちながら、古代の砂漠の集落をコンセプトに設定。デザインは古代カタール民族の伝統様式を反映した。敷地内には、貿易商や職人がアラビア音楽を奏で、民族舞踊を踊り、詩を暗唱するほか、ホテル前のビーチには漁師や真珠取りが品物を並べるなど、リゾートではカタールの風土が感じられるという。また、スパ「シックス・センス・スパ」はスーク(市場)を再現しており、トリートメントは香油やスパイスのレシピを取り揃える。ザ・リッツ・カールトンはソフト面の魅力を打ち出しつつ、インターネット無線接続などの設備を備えるなど、ハード面の充実にも努めている。